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  • 2023.10.31

ホームページを多言語対応にする方法を解説

ホームページを多言語対応にする方法を解説

企業のホームページを多言語対応にして、海外への販路を開拓したいと考える人もいるでしょう。しかし、どのように多言語対応にすればよいのか分からない人や、自社でも多言語化の対応をできるのかを知りたい人もいますよね。

当記事では、ホームページを多言語対応にする方法を解説します。自社商品を海外へ向けて販売したいと考えている人は、参考にしてみてください。

ホームページを多言語対応する方法

ホームページを多言語対応にすることは、新規市場の開拓につながります。ターゲットが日本語を理解できる人に限定されないため、ホームページへの来訪者を増やし、世界各国へ自社商品をPRできるためです。

ホームページを多言語対応にするには、以下の方法があります。

【ホームページを多言語対応にする方法】
・自社でシステム開発と翻訳を行う
・ホームページの多言語化ツールを導入する
・多言語対応ホームページ作成サービスを利用する
・多言語対応の越境ECを利用する

海外進出を目指す企業が増える中、既存のホームページを多言語化するツールや、多言語でホームページを作成するサービスも提供されています。自社のノウハウや予算に合わせて、ホームページを多言語対応にする方法を検討しましょう。

自社でシステム開発と翻訳を行う

ホームページ制作や外国語に対応できる人材がいる場合、自社でシステム開発と翻訳を行って多言語対応のホームページの作成が可能です。

自社で完結できることから、言語ごとにページのデザインや内容を変えることができるなど、自由度の高いホームページ制作が可能です。地域や言語によって、好まれるデザインや見やすいレイアウトが異なるため、ターゲットに合わせて適切なホームページ制作を行えます。

また、多言語対応を外部へ委託するよりも費用を抑えられる可能性があります。社内にホームページ制作やシステム開発、多言語に対応できる人材が揃っている場合は、自社で多言語対応のホームページを作成することも検討してみましょう。

ただし、自社で全てのサイト構築を行う場合は、ノウハウを持つ人材と作業工数の確保が求められます。対応する言語の数に応じて翻訳や制作が必要なページ数が変わるため、対応したい言語が多いほど時間や人件費などのコストが増えていくでしょう。

ホームページの多言語化ツールを導入する

ホームページの多言語化ツールを導入し、既存のホームページを多言語対応にする方法もあります。多言語化ツールでは、自国語で作成されたホームページを自動で多言語対応にすることが可能です。

ホームページを多言語対応にするには、翻訳だけでなく言語ごとにHTMLを作成し、言語を切り替えるためのシステム開発を行う必要があります。ホームページの多言語化ツールを利用することで、翻訳やコーディングなどのノウハウがなくても自社のホームページを多言語対応にできます。

ただし、多言語化ツールは機械が自動的に翻訳やコーディングを行うものです。独自の言い回しや専門用語などはニュアンスを適切に翻訳できない可能性があることや、言語ごとにサイトの内容を細かく変更することが難しい点は留意しておきましょう。

多言語対応ホームページ作成サービスを利用する

自社での対応が難しい場合は、多言語対応ホームページの作成サービスを提供している専門業者に依頼することも可能です。ほかの方法と比較して料金は高額になる傾向にありますが、自社に人材やノウハウが不足していてもホームページを多言語対応できます。

また、専門業者に依頼することで、要望に合わせた多言語対応のホームページを作成してもらえます。翻訳だけでなく、言語に合わせたホームーページデザインなど細かい部分の調整も依頼が可能です。

ただし、委託先によって対応可能な言語や範囲が異なるほか、制作の担当者によってホームページのクオリティが左右される可能性があります。対応可能な言語やこれまでの制作実績などを事前に確認し、信頼できる委託先を選定しましょう。

多言語対応の越境ECモールを利用する

多言語対応している越境ECモールへ出店することで、ツールの導入や翻訳などの手間をかけずに多言語対応のECサイトを運営できます。

越境ECモールとは、国内外の複数の企業が出店するショッピングモール型のECプラットフォームのことです。多言語対応の越境ECモールに出店することで、自社のページを自動翻訳してさまざまな言語で表示できるようになります。

また、多言語対応の越境ECモールでは多通貨対応している場合も多いため、海外の顧客は自身の使用する通貨での支払いが可能です。為替レートの変動を気にする必要がないため、顧客の利便性も向上し、購入の促進につながります。

越境ECモールでは、翻訳やサイト構築を自社で行うことなく多言語対応のECサイトを運営できるほか、高い集客力で顧客の目に留まる機会を増やせる可能性があります。自社商品の海外でのニーズを知ることにもつながるため、これから海外進出を考えている人は、多言語対応の越境ECモールへの出店も検討してみましょう。

なお、当サイトを運営するアリババ株式会社の「Alibaba.com」は世界中のバイヤーが集まるオンライン海外展示サービスで、様々な国へ向けて製品のアピールが可能です。Alibaba.comのサービスについて知りたい人は、「Alibaba.com」の公式サイトを確認してみてください。

ホームページを多言語化する場合は問い合わせへの対応方法も
検討しておく

ホームページを多言語化する場合は、問い合わせへの対応方法も検討しておきましょう。ホームページを多言語で閲覧できることから、さまざまな言語での問い合わせが来る可能性があるためです。

【外国語での問い合わせに対応する方法】
・問い合わせフォームにも多言語対応を施す
・問い合わせ内容を翻訳できるスタッフを配置する
・問い合わせの対応に関するマニュアルを作成・共有する
・問い合わせ内容を分析し、よくある質問をまとめておく

たとえば、問い合わせフォームも多言語対応にすることで、さまざまな言語での問い合わせを自動で日本語に翻訳して閲覧できるようになります。多言語対応の問い合わせフォーム作成ツールも提供されているため、必要に応じて導入を検討しましょう

また、問い合わせの多い質問は「よくある質問」としてまとめておくことで、問い合わせの件数を減らし返信の手間を削減できます。顧客側も問い合わせをせずに疑問を解決できるため、購入につながりやすくなる可能性もあります。

問い合わせへの対応がスムーズでない場合、海外の顧客に商品を購入してもらう機会を逃す恐れがあります。ホームページを多言語対応させた場合、さまざまな言語での問い合わせが来ることを想定して、対応方法を検討してみてください。

まとめ

ホームページを多言語対応にするには複数の方法があります。翻訳やホームページ制作のスキルをもつ人材がいる場合には自社のみで行うことも可能ですが、多くの時間と費用を費やす可能性もあるため、多言語化ツールの導入や専門業者への依頼も検討してみましょう。

また、多言語対応しているECモールに出店することで、海外の顧客へ自社商品をPRする方法もあります。自社でホームページを作成することなく多言語で商品を表示でき、集客力の高いECモールを利用することで、顧客の目に留まる機会を増やすことが可能です。

なお、ホームページを多言語対応にする場合、さまざまな言語での問い合わせが来ることが考えられます。対応が遅れることで商品を購入してもらう機会を逃す恐れもあるため、多言語対応の問い合わせフォームやよくある質問ページなどを作成し、顧客の問い合わせにスムーズに対応できる体制を整えておきましょう。

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