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  • 2017.10.03

「AI活用前夜」(第2回)

AIで遅れを取らないために今すぐ準備すべき3つのこと② まずは行動!クラウド編

AIで遅れを取らないために今すぐ準備すべき3つのこと② まずは行動!クラウド編

前回の記事では、人工知能(AI)を業務の中で駆使し、他の企業の遅れを取らないようにするために事前に取り組んでいただきたい3つのことをご紹介しました。
(記事:「AI活用前夜」AIで遅れを取らないために今すぐ準備すべき3つのこと①)

今回は、一番目の項目「クラウドでデータ管理し、AIサービスを活用する土台を作る」に焦点を当てていきます。

クラウド活用のメリットについては、インターネットを検索すればたちどころに無数の記事が出てきます。しかし、結局何をしたらよいのか、明確にならずじまいだという方も少なくないようです。

従って今回は、「まずは行動!」と題して、実際を踏み出すための3つのステップについて、提案をしていきます。

1. クラウド関連の横文字撃退!「直接専門家に聞く」

クラウドサービスを提供している企業が開催しているセミナーは非常に充実していますが、横文字が多くてとっつきにくいと感じられる方もおられると思います。

私がお薦めする行動その一は、このようなクラウドサービス提供をしている企業のイベントに出て、スタッフの方に質問を遠慮なく目一杯投げかけることです。従ってテーマ云々にはあまりこだわらず、近くでイベントが行われたら、

①とりあえず参加してみる
②参加したらその場にいる専門家に質問攻めをする

ことをお薦めします。
この際、経営者の方が直接参加されるのを強くお薦めします。というのも、インターネットや書籍上の横文字群に惑わされることなく、クラウドをいかにAI活用の土台にしていくか、経営課題レベルの大局をつかむことがこの行動の目的だからです

<まずは行動!> 第一歩は、「セミナーを利用して直接専門家に聞く」です。

2.疑似体験:ホームページをクラウド型CMSに変えてみましょう

AIで遅れを取らないために今すぐ準備すべき3つのこと② まずは行動!クラウド編

と言いながらの横文字ですね。
CMSが何かはさておき、要は専門知識なしでホームページを作成する便利道具をクラウド上に揃えてくれている会社があるのです。使い方は簡単で、その会社のクラウドにインターネットからお邪魔して、自由に道具を引っ張り出して使うだけ。これで簡単に見栄えのよいホームページを作成できます。大抵は無料から始められるもので、Wix.comなどが有名です。

引用:https://ja.wix.com/features/main

ホームページの作成管理を費用をかけて他社に依頼している方々は、作成の簡単さ、質の高さ、かかる費用の安さに驚かれるかもしれません。クラウドを通じてサービスを享受する、またサービスを自ら作るメリットを感じやすい一例としてこういった例も紹介してみました。行動その二として、一度当サイトを覗いて、思い切って使ってみて下さい。

<まずは行動!> 第二歩目は、「簡単なクラウドサービスを使ってみる」です。

※CMS = Contents Management System ホームページの内容(Contents)を自由に操る(Management)便利道具(System)

3.他にどんなサービスがあるの?「ソリューション企業と会う」

前回記事などでオンプレミスとクラウドの違いなどをお話しましたが、クラウド自体の概念を頭で理解することよりも遥かに重要なのは、結局どんな新しいことができるのか具体的なイメージを固めることである、ということに異論はないかと思います。
行動その三として、1.と2.で大局を捕らえた後は、今度はクラウドサービス提供企業自体ではなく、認定パートナー企業と直接会って話してみることをお薦めします。認定パートナー企業と聞いてもピンと来ないかもしれないですが、要は先ほどのクラウド型CMSのような形で企業向けに様々な道具を用意している会社とお考えください。
クラウドサービス企業は基本的に認定パートナーをウェブサイトで紹介していますので、ここでも横文字に圧倒されることなく、サイト上のリストなどを見て、実際に会って話を始めることをお薦めします。

<まずは行動!> 第一歩のもう一つ目は、「ソリューション企業と会って話す」です。

最後に、クラウド活用はわかったが、なぜそれが「AI活用前夜」なのか、AIの話はどこに行ってしまったのか、お考えの方もいらっしゃるかもしれません。

前回記事でも簡単に触れていますが、先にご紹介したクラウドを基盤としたサービス使うと大量のデータがクラウド上に貯まっていきます。そして、そのデータこそが将来AIソリューションへの糧となるのです。蓄積されたデータをどう活用していくか、そのためにどのような設計を事前にしておくべきか、このあたりはまた次回以降にしたいと思います。

次回は、3.で触れたパートナー企業が具体的にどのようなサービスを提供しているのか、簡単に見ていきますのでお楽しみに!

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