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  • 2020.09.02

メリットたくさん!
職場のハラスメント対策に取り組もう

メリットたくさん!職場のハラスメント対策に取り組もう

昨今、働きやすさ向上の観点から注目度が高まっている「ハラスメント」。20206月には大企業を対象とした「パワハラ防止法」が施行され、パワーハラスメントの防止が企業に義務付けられました。中小企業では20224月の施行が予定されており、ハラスメントへの対策は待ったなしとなっています。

ここで早速ですが、以下のクイズに答えてみてください。次のうち、ハラスメントにあたるのは何番でしょうか?

①職場の中で部下や同僚に対して「お前」と呼びつけている
②仕事で自分の感情の起伏を強く表に出し、周りが委縮してしまう
③個人的な趣味・嗜好について必要以上に聞く
④常に自分のやり方を押し付け、部下の報告や相談に耳を貸さず、自分の非を認めない
⑤深夜などの業務時間外に、業務に直結する情報や指示を繰り返し送る

正解は「全てハラスメントにあたる」です。普段の行動との境界線が判断しにくく、無意識にハラスメントにあたる行動をとってしまうこともあるのではないでしょうか。ハラスメントが常態化してしまうと、職場の雰囲気の悪化、離職率の上昇、企業イメージの悪化が引き起こされ、企業の重大なリスクとなるため、しっかりとした対策が必要です。

職場のハラスメント対策にはメリットがいっぱい

日ごろからハラスメント対策に取り組むことで、以下のような効果が期待できます。

・風通しがよく明るい雰囲気になる

メンバー同士が人格を尊重し合い、理不尽な叱責やいじめがなくなるため、明るい雰囲気の職場になります。

・コミュニケ―ションが活発になり生産性が向上する

ハラスメント対策はコミュニケーションの活性化にもつながります。仕事の悩みを上司や同僚に遠慮なく相談できるようになるため、課題が速やかに解決され、生産性が向上します。

・離職率が下がり、優秀な人材が集まるようになる

職場の悩みのトップは人間関係。ハラスメントのない職場では、人間関係についての問題が減り、人材の定着率が良くなります。メンバーが生き生きと働いている様子を見て、優秀な人材が「この会社で働きたい」と集まってくるようにもなるでしょう。

このように、職場のハラスメント対策にはメリットがたくさんあります。まずはハラスメントを正しく理解して、今すぐに対策を始めましょう。

メリットたくさん!職場のハラスメント対策に取り組もう

職場で起こりがちなハラスメントとは

ハラスメントには様々な種類がありますが、特に職場でよく起こる5つのハラスメントをご紹介します。

・パワーハラスメント(パワハラ)

職務上の地位などの優位性を背景に、業務の適正範囲を超えて精神的・身体苦痛を与える、または職場環境を悪化させる行為のこと。働く人ならば誰もが無縁ではいられないハラスメントです。

・セクシュアルハラスメント(セクハラ)

性的な言動によって、労働条件について不利益を受けたり、就業環境を害されたりすること。何気なく肩を叩くこと、話す時に必要以上に近づくことなどもセクハラになる場合があります。男性から女性だけではなく、女性から男性、同性同士でもセクハラになり得ます。

・マタニティハラスメント(マタハラ)

妊娠・出産や育児に関する嫌がらせ。同僚の育児休暇の申し出に嫌味を言う、妊娠を理由に不当に配置換えをするなどの行為はマタハラにあたります。

・パタニティハラスメント(パタハラ)

男性が育児制度を利用することに関する嫌がらせ。「男なのに育児休暇を取るなんてありえない」などの言動はパタハラです。

・ケアハラスメント(ケアハラ)

介護制度を利用することに関する嫌がらせ。「デイサービスの人が連れて行ってくれるんだから、仕事を休まなくていいでしょ」「仕事より親の介護が優先なのか」といった言動などが該当します。

パワーハラスメントの具体例

数あるハラスメントの中でも、企業にとって最も身近な存在と言えるのがパワハラです。厚生労働省によると、職場におけるパワハラの定義とは、

①優越的な関係を背景とした言動であって、
②業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより、
③労働者の就業環境が害されるものであり、

①~③までの要素をすべて満たすもの、となっています。適正な業務指示や指導であれば、パワハラになりません。

なお、パワハラの典型例は以下の6類型とされています。

メリットたくさん!職場のハラスメント対策に取り組もう

例えば、机を叩きながら部下を怒鳴りつける行為や、叱責する際に人格まで否定する行為は「精神的な攻撃」であり、特定の従業員が挨拶しても無視する行為は「人間関係からの切り離し」にあたります。また、勤務時間外の「宴会」などであっても、実質的に職務の延長と考えられるものは職場とみなされます。飲み会で私的なことをしつこく尋ねる行為は「個の侵害」にあたるため注意が必要です。

ハラスメント対策は簡単にできる

職場のハラスメントをなくすためには、全社的にハラスメントの正しい知識を広げ、従業員への教育を地道に継続していくことが大切です。厚生労働省のWEBサイト「あかるい職場応援団」では、初めて取り掛かる会社でもゼロからハラスメント対策ができる便利なツールが揃っています。オンライン無料セミナー、理解度テスト、掲示用ポスター、パンフレット・リーフレットなどを自由にダウンロードすることが可能です。すでにハラスメント対策に取り組んでいる会社でも、便利なツールはどんどん活用してみてはいかがでしょうか。また、WEBサイト内の「他の企業はどうしてる?」コーナーでは、中小企業や製造業の取り組み事例を参考にすることができます。

他にも、「ハラスメント対策支援のための専門家派遣事業」(無料)に申し込めば、ハラスメント対策の具体的な手法や個別事案への対応のアドバイスや、企業内研修を受けることができます。実施対象企業は200社限定のため、希望する場合はお早目の申し込みをおすすめします。

同時に、ハラスメントを起こさないための企業風土づくりも重要です。最も大切なポイントは「人格を尊重する」ということ。上司・部下の区別なく、お互いを尊重し理解し合う雰囲気づくりや、普段からコミュニケーションをとることで気軽に話しあえる関係性づくりに取り組むとよいでしょう。例えば、役職の区別なく「さん付け」で呼び合う、ねぎらいの言葉を掛け合うなど、ちょっとした習慣から気軽に始めてみましょう。

ハラスメントを正しく理解して対策をすれば、ハラスメントの撲滅だけではなく、働きやすく風通しのよい企業風土の醸成にもつながり一石二鳥です。ぜひあなたの会社でも取り組んでみてはいかがでしょうか。

川瀬 朋子

川瀬 朋子

株式会社プロデューサー・ハウス

PROFILE

ライター、コンサルタント
1983年生まれ、千葉県出身。
2006年大手小売企業に入社以来、食品部門にて店舗開発・バイイング業務、経営企画部門にて組織改正・企業理念・財務企画に従事。
2019年中小企業診断士登録。
小売業での現場経験と経営的知見を生かし、雑誌・書籍執筆や企業支援に携わる。

お問い合わせ先
株式会社プロデューサー・ハウス
Web:http://producer-house.co.jp/
Mail:info@producer-house.co.jp

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