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  • 2019.10.17

「下町ロケット」ロケ地巡りも!
今年も燕三条 工場の祭典に行ってきました!

「下町ロケット」ロケ地巡りも!今年も燕三条 工場の祭典に行ってきました!

金属加工の産地として有名な新潟県燕三条エリア。毎年10月第1週に行われている工場の公開イベント「燕三条 工場の祭典」に、昨年に引き続き今年もお邪魔させていただきました。

(昨年の記事:日本が世界に誇るモノづくりの心を体感「燕三条工場の祭典」に行ってきました!

「燕三条 工場の祭典」とは?

燕三条 工場の祭典では、普段は一般公開されていない「製品を生み出すKOUBA(工場)」、「農業に取り組むKOUBA(耕場)」、「地元の産品に触れたり購入できるKOUBA(購場)」が一般の人向けに開かれます。ものづくりの現場や職人の技術を見学したり、普段接する機会がない職人と直接対面して話を聞いたりすることができます。昨年は、燕三条エリアの人口の約1/3にものぼる、約53000人が来場しました。(人口:燕市 約8万人、三条市 約10万人)

今年は10月3日(水)から6日(日)までの4日間の日程で開催され、参加事業者は113社と、祭典開催当初の57件から2倍強の事業者が参加する規模となりました。

開催期間中は、工場の公開だけではなく、燕三条の製品をあつめた展示会「燕三条トレードショウ」や青空即売会など、地域の各所でさまざまなイベントが開催されます。燕三条の製品に魅力を感じる人々が、燕三条のものづくりを体験すべく、日本のみならず世界中から毎得多くの人が集まるイベントとなっています。

アリババジャパンプレス編集部の参加は去年に続き2回目。今回、燕三条地域の歴史やKOUBAの魅力を盛り込んだ「燕三条 工場の祭典 オフィシャルブック 2019」が初めて発売されたと聞き、さっそく購入して燕三条駅に向かいました!

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工場の祭典のシンボルはピンクのストライプ

上越新幹線燕三条駅に降りるとすぐに目に入るのが、ピンクのストライプの大きな看板。鮮やかな色なのでぱっと目を引きます。

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駅舎内にあるショップ「燕三条Wing」は燕三条エリアのキッチン用品をはじめ、園芸工具、特産品などを購入することができるお店なのですが、ショップの入口にはピンクのストライプ、店内には工場の祭典ポスターが貼られており、同フロアに展示されているショーウィンドの周りにもピンクストライプのポスターが貼られていました。

共通のシンボルを使うことで、工場の祭典に関連するお店や工場だと一目見てわかるようになっています。

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そして駅の外にはなんとレンタカーまでもがピンクのストライプに装飾され、かなり目立っていました! どこへ行ってもピンクが目に入り、地域をあげてのビッグイベントということが良くわかりますね。

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来場者数更新!「燕三条トレードショウ」

燕三条地場産業振興センター内で102日と3日に行われた燕三条トレードショウは、前年より700人多い4,300人の来場者があったそうですが、昨年を上回る活気でした。燕三条を代表するキッチン用品、アウトドア用品、ハサミ・包丁・のこぎりなど、さまざまな商品が並べられ、各ブースでは出展者とバイヤーの熱心な商談が行われていました。

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ここ燕三条地域は、全国でも有数な刃物の産地で、包丁の年間出荷額は40億円を超えます。今年のトレードショウでは包丁フェアが開かれ、約30社が製造しているプロユースから家庭用までのさまざまな包丁が500本以上並べられていました。今年は海外からの事前問い合わせも多く、海外バイヤーも多く来場しており、世界中から燕三条の包丁に注目が集まっているのを感じます。

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トレードショウが行われた燕三条地場産センター内には常設の物産館があり、一般の人もMade in TSUBAMESANJOの洋食器やキッチン用品、包丁を購入することができます。職人の実演や包丁研ぎ体験教室なども行われています。800㎡と広い物産館もこの日はたくさんの人で賑わっていました。

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「新潟県工業技術総合研究所」内にも数々の地元製品の展示が

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地場産センターの隣にある新潟県工業技術総合研究所は、さまざまな企業が抱える技術的な相談を受けている研究所です。

技術研究所内の2階エントランスには、地元の製品や2019年グッドデザイン賞受賞製品が展示されています。新潟県では、1966年の県内初受賞から現在まで800件以上の商品が受賞しており、うち8割が燕三条地域での受賞となっています。

私が気になったのは、「モチスラ」という製品。市販の切り餅を1mmの厚さにスライスできる製品です。アイデアももちろんですがお餅用のスライサーとは思えない赤と黒を使ったデザインもクールでいいなと思いました。

2019年にリニューアルオープンした「燕市産業史料館」

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燕三条地域は、日本で最も長い川である信濃川が流れています。信濃川は肥沃な土地を育て、古くから燕三条エリアの農耕を支えてきました。しかし、信濃川とその支流である五十嵐川が合流する三条周辺では、頻発する洪水により貧しい暮らしを強いられていました。そこで代官所より、和釘製造が副業として推奨され、やがて越後で新田開発が盛んになると、その技術は開墾用農具へと発展していきました。江戸時代には鎚起銅器(ついきどうき)、さらに大正時代には洋食器の生産が盛んになり、現在につながる金属加工の一大生産地となりました。

このように、燕市産業史料館では、なぜ工業が地域に根付いてきたのか、どのような歴史を歩んできたのかなどを学ぶことができます。

また、日本でも数人しかおらず燕三条地域でも一人しかいないキセル職人についての展示や、人間国宝玉川宣夫の作品や作業場が再現されているなど、見応えがある史料館になっています。同じ敷地内には、子供から大人まで楽しめるスプーン作りや伝統工芸技術を体験工房もあります。

いざ!「下町ロケットロケ地ツアー」へ

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「下町ロケット」の次は「オリンピック」へ

見学ツアーの後に行われた東京つばめ交流会の懇親会では、オリンピックへの意気込みと裏話もお聞きすることができました。燕市の鈴木市長によると、オリンピックでは通常、紙皿やプラスチックのスプーンやナイフが使用されてきたそうなのですが、「持続可能をコンセプトに掲げている2020年の東京オリンピックでは、使い捨てではなく日本を代表する燕の洋食器を!」と売り込みに行き、最終的に選手村の食堂のカトラリーとして燕の製品が採用されたそうなんです。

来年のオリンピックまでに、ナイフ・フォーク・スプーンの3種類を3万個を無償提供することが決まっています。オリンピックのためのオリジナルデザインには「Made in TSUBAME」の文字を刻印し、世界中に日本の物づくりの技術をPRしていきたいと気合十分でした。使われたカトラリーの多くは選手の皆さんが記念として持ち帰られるだろうということですが、オリンピック閉幕後に返却されたものは、全国の施設や学校などで再利用されるそうです。

懇親会内では、燕三条エリアのたくさんの企業の方々とお話させていただきましたが、次々に出てくる外国の名前に、この地域では世界各国との取引が日常的に行われているということが窺い知れました。多くの中小企業と同じく、今まで受け継がれてきた技術や企業価値をどのようにこれからの世代に繋げていくかが課題ということですが、今回の工場の祭典実行委員長は30代前半と、若い世代が頑張っています。新しい時代に対応できる若い世代がこれから主戦力となり、燕三条の製品や地域の魅力を広げていく未来を感じることができました。

ぜひ、一度この地域に足を運び、燕三条地域の技術と活力を体験してみてはいかがでしょうか?

■参考サイト
工場の祭典2019https://kouba-fes.jp/about-2019/
新潟県工業技術総合研究所(http://www.iri.pref.niigata.jp/goriyo.html
燕三条トレードショウ(http://www.ts-trade-show.jp/
燕市産業史料館(http://tsubame-shiryoukan.jp/index.html
青空即売会(http://www.city.tsubame.niigata.jp/industrial/016001157.html
下町ロケット(https://www.tbs.co.jp/shitamachi_rocket/

アリババジャパンプレス編集部

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