アリババが南アジア最大のECプラットフォームを買収
アリババグループは、南アジア最大の電子商取引プラットフォームであるDaraz を買収したことを火曜日に発表した。これで、淘宝網、Tmallの運営を行う中国最大のeコマースサイト運営者であるアリババはDarazの事業を完全に買収したことになる。
この買収でアリババのeコマース網は中国の外にさらに広がる。
最近では、ラザダへの追加投資をし、有名な東南アジアのオンラインショッピングプラットフォームを統制している。
アリババのCEO、Daniel Zhang氏は、「DarazがAlibabaエコシステムの一部になることに興奮している」と語る。「Darazと一緒に、我々は今、起業家が当社の技術と専門知識を通じて地域の消費者により良いサービスを提供できるようになります。」
Zhang氏によると、DarazのチームはAlibabaの「地域の長期的な経済発展がテクノロジーを利用した商業エコシステムに寄与する」という価値観と信念を共有している。
Darazは2012年に設立され、パキスタン、バングラデシュ、スリランカ、ミャンマー、ネパールの主要電子商取引会社に成長した。プラットフォームには3万の売り手と500のブランドがあり、500万の顧客には200万の製品が利用可能である。
Darazでの取扱製品は、家電製品、家庭用品、美容、ファッション、スポーツ用品、食料雑貨など多岐に渡り、代金引換を含む複数の支払方法を提供している。
「Alibabaと一緒に、私たちは地域の起業家に力を入れ、顧客に最高レベルの利便性を提供するという約束を果たしていきます」とDaraz共同CEOのJonathan Doerr氏は述べている。
DarazはAlibabaによる買収により、主要市場(4億6,000万人、35歳未満の顧客の60%)のさらなる成長を促進するという。
Darazの共同CEOであるBjarke Mikkelsen氏は次のように述べる。「私たちは勤勉、献身的にeコマースの旅を始めましたが、まだ可能性の表面をなでているに過ぎない」
今後もブランド名は変更せず、Darazのままで運営する予定だ。
原文サイト
http://www.alizila.com/alibaba-acquires-south-asia-e-commerce-platform-daraz/
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