麻辣スニッカーズを開発!今、アリババはブランドの販売者かつ製品デザイナーに
昨年、世界最大の菓子メーカーであるマースは中国消費者のニーズを満たすため、
アリババグループと提携。中国人に人気とされる麻辣(しびれるほど辛い)味のスパイシーなチリを注入したスニッカーズバーを開発した。
マースの消費者調査データと5億人以上のユーザーを持つアリババの会員データ情報を統合し、
新しいフレーバーを見つけるための分析を行った結果、中国消費者はスパイシーな食べ物を愛しているだけでなく、スパイシーなチョコレートを食べてみたいと考えていることがわかった。
マース社のデジタルコマース部門責任者であり、中国のデジタル・イノベーション・センター(China Digital Innovation Center)の代表であるWallace Du氏は、「中国消費者の41%が愛するフレーバーを当社のチョコレートとブレンドしました。」と述べている。
このチョコレートは話題となり、「スニッカーズスパイシー」のオンライン販売額は、昨年8月にローンチしてから3月中旬の時点で9000万元(143万ドル)にものぼる。加えて消費者の92%から高い評価を得ているとDu氏は付け加える。
このスパイシーな菓子の開発は、アリババが製品開発にも乗り出すことを示すものである。
アリババは昨年4月「Tmallイノベーションセンター(TMIC)」を立ち上げ、ブランドの消費者向け製品を企画開発することで、世界で2番目に大きな消費者市場での競争を促進した。
TMICは、マース、P&G、マテル、ロレアルなどの37のグローバルグループと、米国のスキンケア会社スキンシューティカルズのようなニッチブランドと提携し、製品企画、マーケティング、カスタマー調査から発売後の動向追跡までEnd to Endの製品開発を提供している。
原文サイト
http://www.alizila.com/alibaba-tmall-innovation-center-brands/
SHARE