アリババ、マレーシア・クアラルンプールに事務所開設
アリババグループは、クアラルンプールに事務所を開設し、マレーシアの中小企業のための「ワンストップショップ」として、輸出をはじめ多岐に渡る支援やクラウドサービスを提供します。
「アリババはマレーシアや他の国々と連携で、デジタル化、中小企業の活性化、若者のグローバル化の3つに焦点を当てます。」
「過去30年にわたり、グローバル化の恩恵を受けているのは主に大企業ですが、我々が世界中の6千万の中小企業を支援することを想像してみてください。これは、アリババのビジョンでもある、包括的かつ持続可能な経済活動を実現することでもあります。」と、ジャック・マー会長は開所式で述べました。
世界EC貿易プラットフォームプログラム(eWTP)の一環として、アリババは昨年11月、マレーシアにeコマースのHub拠点「eHub」を設立しました。物流、クラウド、支援活動、モバイル決済など、マレーシアの中小企業の輸出を促進し支援するインフラを目指しています。
また、マレーシア初の公的なグローバルクラウドプラットフォームであるデータセンター設立、中国の消費者を誘致するオンラインプロモーション「Malaysia Week」の開催発表など、その他の取り組みも行われています。
マレーシアにおける、eWTP活動一覧
物流
・クアラルンプールにeフルフィルメントハブの建設開始(保管、履行、通関および倉庫業務)
クラウドコンピューティング
・インターネットデータセンター開設
トレーニング
・電子商取引開発支援(マレーシアの主要大学や政府機関と連携)
電子商取引
・Alibaba.com内でマレーシアパビリオンを開設
・ワンストッププラットフォームを確立(マーケティング、通関、許可申請手続き、税申告など)
・万博開催(マレーシア卸売業者向け)
・マレーシアサプライヤーに、中国市場参入支援セミナーを開催
・2018年7月、マレーシアウィーク開催
原文サイト
http://www.alizila.com/alibaba-deepens-malaysia-ties-opens-kuala-lumpur-office/
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