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  • 2017.12.18

世界各国の生活習慣を知っておこう(第6回)

世界各国の生活習慣を知っておこう【香港編】

世界各国の生活習慣を知っておこう【香港編】

欧米文化と中国文化の融合の地ともいえる香港は、独自の生活習慣や文化を形成しています。また、日本製品の人気が高く、生活に浸透しているのも特徴のひとつ。

ここでは、香港の生活習慣やビジネスで注意したいマナー、人気の日本製品についても紹介します。

気をつけるべきマナーとタブー

イギリスの植民地だった香港は、1997年に中国に返還されました。その後も特別行政区として中国の法律に縛られない一国二制度と呼ばれる状態が続いており、社会主義と資本主義が混在している状態が継続しています。そのため、生活やビジネス面でも、欧米文化と中国文化が融合しているのが特徴です。

公用語は、英語と中国語。多くの人が幼いころから英語を学んでいることもあり、ビジネスでは日常的に英語を使うケースが多くなっています。ただし、日常生活のベースとなるのは中国語(広東語)であり、飲食店などの店舗では英語が通じないこともあります。

気をつけたい習慣では、日本では賛同や合意といった「YES」の意味をあらわすときに首を縦に振りかすが、香港では「NO」を意味します。最近は、一概にそうとも言い切れない習慣とも言われますが、商談相手の年齢が高めの人の場合は、注意したいことのひとつです。

香港では、マナー面においても、欧米文化と中国文化が混在しています。日本人には苦手な人も多いレディファーストが基本となっているのは、その一例です。また、街中にゴミを捨てたり、唾を吐いたりすると罰金が科せられることがありますし、喫煙できるのは屋外の喫煙スペースのみ。飲食店も全面禁煙ですので、注意してください。

日本との違いに驚くことが多い食事のマナー

香港の食事は、日本の食事マナーと大きく違う点が多くあるので注意が必要です。

箸は、自分用の箸と取り箸が各自にセッティングされます。これは、2003年に新型肺炎が発生した後に、政府が箸の使い分けを推進したことが影響しています。取り箸も1人1膳であり、共有しません。レディファーストが基本ですので、料理は男性が取り分けます。

テーブル上には、お皿とお椀が用意されていますが、お皿の上にお椀を乗せて使うのが正しい方法です。日本式に、おかずを皿に取ることは基本的にありません。また、日本人が驚くことのひとつに、食器や箸を洗う習慣があることが挙げられます。テーブルにセットされた洗い用のお椀にお茶やお湯を入れ、食器などを入れてクルクルと回します。これは衛生面への配慮からやっていることです。

また、右手に箸、左手にレンゲを持ち、同時に使います。そのため、お椀を持ち上げることはマナー違反となりますので注意が必要です。

お酒については、食事の席で飲むことが日常的とは言えません。香港の人は人前で酔っぱらうことを好まないので、自宅で飲むことが多いためです。日本流の「飲みニケーション」は通用しないことを覚えておきましょう。

日本同様、席次が決まっています。円卓の場合、スタッフが料理を置くスペースが空けられているのが普通であり、その正面が上座となります。次に上座の左右です。

日本人気は絶大。日本製品だけでなくサービスまでも注目

香港では、日本製品や日本文化へのあこがれが強いと言われています。これは、香港人が日本製品の品質の高さを求めていることが理由のひとつです。

食品では、日本の洋菓子などスイーツの人気が高く、プリンやカステラのほか、ゴマを使ったスイーツが喜ばれているようです。

また、アニメや漫画・ゲーム・ドラマ・音楽といった日本独自のコンテンツも人気が高く、キティちゃんなどのキャラクターは大人にも親しまれています。日本文化へのあこがれが強いため、日本の芸能人が有名なことも多く、商品のプロモーションに日本人タレントを起用する企業も多くあります。

さらに、日本のファッションへの関心が高く、書店では日本のファッション誌が販売されているほどです。たんにアパレル製品を販売するだけでなく、サービスやメイク法まで日本のショップ店員を真似た、香港版のカリスマ店員も誕生しています。香港への進出を考える際には、日本で行われている販売方法を再現するのも策のひとつといえます。

まとめ

海外進出でスピーディに事業を展開するには、その国の文化や習慣を知ることが重要となります。タブーとなる行動を知っていれば、ビジネス上のトラブルを防ぐことにもつながります。とくに、食事のマナーやレディファーストなど、日本と異なる習慣は事前に知っておくと役立ちます。

アリババジャパンプレス編集部

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