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  • 2017.11.13

社員が元気になる?驚きの制度導入で業績アップしている企業3選

社員が元気になる?驚きの制度導入で業績アップしている企業3選

過重労働や強いストレスを感じる労働環境は、働く人の疲弊や意欲低下を招き、ひいては企業の安定的な成長を阻害する大きな要因になるとして問題視されるようになりました。現在では、従業員満足度(ES)を高めることが顧客満足度(CS)の向上やイノベーションにつながるという認識に変わりつつあります。

さまざまな取り組みを行う企業が増えていますが、なかでも、ユニークな社内制度を導入して話題を集め、業績アップにつなげている企業を紹介していきます。

パプアニューギニア海産

好きな日に連絡なしで出勤・欠勤を自由に決めることができる、嫌いな仕事をしてはいけない。従来ならNGとされる行為がOKになっている企業があります。そのような方法で事業として成り立つのか?という疑念を見事に覆し、従業員満足度を高めているのが大阪府茨木市にあるパプアニューギニア海産です。

正社員2人、パート従業員10名の冷凍エビの加工を行う小さな会社が、業績アップのために選んだのは自由度の高い働き方でした。同社では、従業員が家庭優先で自由に出勤・欠勤を決めるので、出勤する人数によってその日の作業量を調整しています。

パートの多数を占める20~40代の家庭を持つ女性にとって、子どもの突発的な病気や家族とのスケジュール調整は悩みのタネでした。自由出勤制度を導入してからはそうした心配がなくなり、生産効率への高い効果が見られるといいます。

また30にわたる作業工程について、毎月各人から好き・嫌いをヒアリングし、嫌いな仕事はしなくてよいように振り分けることでモチベーションの低下をなくしました。

会社の業務内容を正しく見極め、従業員の働き方との現実的なすり合わせを行うことで、いっけん無謀とも思える運営が大きな成果を導くことがあります。経営者の英断が最終的に企業利益につながった、顕著な例といえるでしょう。

未来工業

昭和40年の創業以来一度も赤字なし、経常利益率は平均13%、最高22%を誇る企業と聞けば、さぞや忙しく働き、残業が多い会社なのだろうと想像します。しかし実際には、タイムカードなし、残業禁止、営業ノルマなし、有給休暇以外の年間休日が140日以上と、「日本一幸せな会社」とまで称されているのが、岐阜県にある未来工業です。

上司からの押し付け、ホウレンソウは一切禁止、育児休暇は3年間で、社員旅行は海外旅行、しかも全員が正社員となれば、転職したい会社上位となるのも無理はありません。

これほどユニークな会社を作り上げたのは、演劇に打ち込み、父親の町工場を追い出されたという変わり種の創業者、山田昭男氏です。

零細企業としてスタートした設立当初から、下請けではなく独立メーカーを目指し、あくまでオリジナルで勝負するという姿勢を現在まで守っているといいます。社員管理における自由度の高さはオリジナル製品を生み出す原動力となり、現場のアイデアをつぶすことがありません。失敗しても前向きである限りは誰からも叱責を受けず、常に挑戦が促されるという具合です。

社員に義務づけられているのは、「常に考える」ことのみ。「会社は社員を幸せにする場」という山田氏のことばとともに、従業員への厚い信頼性こそが、社員優遇制度の根底にあります。生き生きと働く現場から生み出される、他に類を見ないオリジナル製品は、圧倒的な商品価値により企業の収益を押し上げています。

株式会社カヤック

自らを「面白法人カヤック」と称する通り、株式会社カヤックの行っている社内制度は、そのユニークさで広く知られています。

サイコロの目で給料を決めるサイコロ給制度、全社員が人事部などと聞くと、真面目な会社なのかと首をひねる人も多いようです。しかし、奇をてらったように見えるこれらの制度は、楽しく働くことへのこだわりから生まれたものです。カヤックが手がけるのは、多岐にわたるコンテンツ事業。社員が会社生活を楽しめなければ、面白い仕事は生み出せません。

カヤックの創業者3人は、学生時代からの友人同士。3人で「面白いこと」を始めたいと考えたとき、「お金でもめるから友達はうまくいかない」と忠告されたといいます。

それならばみんなで楽しくお金について決めれば良い、と考えたのが基本給にプラスアルファされる、サイコロ給制度です。カヤックではこの「みんなで」「全員で」というコンセプトが随所に現れます。社内制度、営業戦略、業績改革など企業活動にかかわるすべてを、社員が自分のこととして考えられる仕組みが敷かれているのです。

面白い会社にしていくには、社員が面白く働かなければならない。企業活動のなかで忘れられがちなこの部分を徹底することで、社員一人ひとりのやる気が高まり、業績に反映していきます。社員が元気のない会社は、企業体質も不健康になっていきます。カヤックの取り組みからは、仕事を楽しくしていくヒントが多数見つかりそうです。


長時間労働やストレス環境が問題視され、日本の企業には働き方の見直しや労働環境の改革が求められています。「働きやすさ」という観点が個々のパフォーマンスを高め、会社の業績につながることに注目していきたいものです。

アリババジャパンプレス編集部

アリババジャパンプレス編集部

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