1. TOP
  2. Alibaba JAPAN PRESS
  3. エルメスや三ツ星レストランが採用!世界の一流が認めるスゴイ日本製品
  • 2017.11.08

エルメスや三ツ星レストランが採用!世界の一流が認めるスゴイ日本製品

エルメスや三ツ星レストランが採用!世界の一流が認めるスゴイ日本製品

日本には、モノづくりの国の底力を世界に知らしめる銘品が多数存在していることをご存知でしょうか。世界の一流人たちを魅了したモノづくりへのこだわりとともに、日本が誇る製品とその魅力について紹介していきましょう。

エルメスに採用された福島県の絹「フェアリー・フェザー」

世界的ハイブランドとして誰もが認めるエルメス。その代表的商品であるスカーフに、福島県川俣町の絹織物が素材として採用されています。

「フェアリー・フェザー(妖精の羽)」と呼ばれる世界一薄い絹織物を開発したのは、同町の斎栄織物。「妖精の羽」は軽やかさとその美しい色合いで見るものを魅了し、イタリアで開催された世界最大級の国際デザインコンペ「A‘Design Award」で銀賞を受賞しています。

安価な海外製品に押され低迷していた福島県の織物産業の惨状を回復させたのは、「どこにも真似できないモノづくり」への情熱でした。2012年の発表以来、アルマーニやヴィトンに次々と採用されてきた「フェアリー・フェザー」は、髪の毛1本の約6分の1という細い繊維からなり、ドレス1着の重さが約600gという驚異の軽さです。

脱皮回数の少ない蚕を使い、4年の歳月をかけて研究開発された極細の天然繊維は、瞬く間に世界のファッション業界の話題となりました。

大賞を受賞し、世界的ブランドに認められた製品を産出した地元では、織物業界全体が活気づけられています。高い技術を誇る織物の町として国内外からの注目度も向上し、地域再生に力強さを与えています。

フランスの一流レストランで選ばれている日本酒「醸し人九平次」

サミットなど世界の要人が集まる場で、日本酒が出されることはしばしば話題になってきました。国内の日本酒の需要がピーク時の3分の1まで落ち込んだこととは対照的に、海外での日本酒人気は高まりを見せています。

そのなかでもワインの本場フランスで、三ツ星レストランが扱うほど評価の高い日本酒が、「醸し人九平次」です。白ワインにも似た爽やかな飲み口や、すっきりとしたボトルデザインが特徴ですが、フランスの食通に受け入れられた理由は、それだけではありません。

創業1967年の萬乗醸造は、大手メーカーの下請けから方向転換し、手づくりの少量生産へと切り替えた後、国内市場から海外市場へと目を向けました。社員をフランスのワイン醸造所に派遣したり、現地でブドウ畑を購入してワインの研究を行ったりすることで海外消費者に対する知識を深めていきます。

日本酒が複数のレストランで採用された後は、フランス・日本で独自に米作りを開始しました。社員全員が「蔵人」という職人集団として、機械化に頼ることなく現在も手づくり少量生産を続けています。

本物を知る最上級レストランで受け入れられる理由は、こうしたモノづくりへのこだわりが見えることにあるといえるでしょう。

世界のシェフが認める「ステーキナイフ」

700年もの歴史をもつ越前の鍛造技術を現在に伝える龍泉刃物が、世界の度肝を抜いたのは、2013年にフランスで開催された「ボキューズドール国際料理コンクール」でのことです。コンクールに出場する日本チームの要望で開発されたステーキナイフの切れ味は、世界の名だたるシェフたちをとりこにし、料理界の話題をさらいました。

このステーキナイフは、力で押し引きしなくても、なめらかに刃が沈む脅威的な切れ味によって食材の繊維が損なわれません。料理人にとって、最高のパフォーマンスを実現できる類を見ない刃物として高く評価されたのです。以降、納品が数年待ちという状態が現在も続いており、龍泉刃物のコレクターまで出現しています。

国指定伝統的工芸品である越前打刃物は、その高度な技ゆえに後継者不足に苦しみ、産業の地盤沈下が危ぶまれてきました。

龍泉刃物は古来より伝承される火づくり鍛造・手仕上げを、ステーキナイフや包丁へと進化させています。しかし開発過程の苦労は並大抵のものではなく、コンクールに提供するに先立ち、希望通りのステーキナイフの開発には2年の月日を要したといいます。既存の技術に甘んじることなく、独自の熱処理や刃研ぎ、溶接加工技術により、刃物の可能性を拡大した結果、世界から大きな評価を得ました。

龍泉刃物の活躍により、越前の伝統の技が再認識され、国内での需要拡大にもひと役買っています。

地場産業の振興のためには、伝統的な技を現代の製品に活かすことが必要です。しかし日本人にとって、すでにある技術は新鮮に映らず、その価値を見極める目が曇りがちなのは否定できません。既存の技術を磨き上げ、現代感覚を加味することで、海外市場から注目される製品が日本にはまだまだあります。もう一度、日本のモノづくりの力を見直す時がやってきているといえるのかもしれません。

アリババジャパンプレス編集部

アリババジャパンプレス編集部

PROFILE

全国の中小企業経営者様向けに、有益な情報を掲載しています。
当サイトへの掲載をご希望の方は、下記にお問合せくださいませ。
aj-press@alibaba-inc.jp

SHARE

おすすめ記事

顧客志向の新規事業開発

2021.06.21

顧客志向の新規事業開発

海外との初めての売買取引 留意のポイントは?

2021.03.19

海外との初めての売買取引 留意のポイントは?

猛反発を受けてこそ、だ!(SORANO HOTEL)

2020.10.16

猛反発を受けてこそ、だ!(SORANO HOTEL)

資料のご請求や
お問い合わせはこちら