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  • 2017.11.02

世界各国の生活習慣を知っておこう(第4回)

世界各国の生活習慣を知っておこう【韓国編】

世界各国の生活習慣を知っておこう【韓国編】

海外展開を考える際、相手国の文化や習慣を知り、それに合わせた所作を行うことは、信頼関係を早期に築くためにも欠かせません。日本では良識的な行動と思われていることでも、国によってはタブー視されることもあります。

ここでは、韓国の生活習慣や文化を紹介します。また、手土産として持参することで喜ばれ、会話の糸口となる、人気の日本製品についても触れていきます。

気をつけるべきマナーとタブー

韓国は、独自のアイデンティティを持つ国のひとつ。今も儒教の考え方が社会に色濃く残っており、親や年配者、目上の人を敬うことを美徳としています。その影響はビジネスの場でも根付いています。

例えば、目上の人と握手をする場合、握手しない方の手を握手する方の肘に添えるか、自分の胸にあてることで敬意を表します。モノの受け渡しの際も同じで、片手で行わないのがマナー。反対側の手を、モノを持った側の手首と肘の中央あたりに添えます。これを行わないことで、敬意を持っていないと判断されるので注意が必要です。

また、タバコは基本的に、目上の人の前では吸いません。特に女性の喫煙に対しては厳しい見方をされることが多く、グループ内の男性がタバコを吸っていても、女性がタバコを吸うことは好ましくないとされています。では、どこで吸うのかというと、女性用トイレ内に灰皿が設置されていることが多く、ここが女性の喫煙スペースとなっています。余談ですが、韓国のトイレにはトイレットペーパーがないことが多いので、ティッシュは必需品です。

他に、日本と大きく違うものにタクシーがあります。ドアが自動で開閉しませんので、自分で開けて乗降します。また、相乗りすることが多い点も特徴のひとつです。

日本との違いも多く、上下関係を重視する食事のマナー

食事では、日本と同じように箸を使うため似た印象を持ちますが、かなり違いがあるので注意しておきましょう。とくに、ビジネス上の会食では、正しいマナーを実践することが、その後の関係に大きな影響を与えます。

会食では、一番目上の人が箸をつけるまで待つのが絶対のマナーです。韓国料理では、食器、スプーン、箸がすべて金属製です。ご飯を含めスプーンで食べるのが基本で、箸はおかず専用です。また、器を手に持つのはマナー違反なのも日本との大きな違いです。

食事中の箸やスプーンは、日本では自分の前に横向きに置きますが、韓国では先を相手に向けて置きます。さらに、大皿料理や鍋物でも、取り箸や取り皿を使わず、自分の箸やスプーンを使い、おかずはご飯の上に乗せて食べるのが基本です。

お酒にも独特のマナーがあります。小瓶に入った焼酎が出てくることが多く、お酌をして飲みかわします。グラスに注がれたお酒は一気に飲み干し、相手に勧め返します。目上の人に勧められたお酒は飲まなければ失礼にあたるうえ、注ぎ足しも好まれません。お酒が苦手な人は口を付けたうえで、丁寧にお酒が飲めないことを伝えるようにします。

また、飲み方にも注意が必要です。目上の人の前でお酒を飲むときは、体を横に向けて飲んだり、口元を手で隠したりします。これらもすべて、目上の人を敬う気持ちを行動に表したものです。

韓国で人気の日本製品

ビジネスシーンでは、手土産が会話の促進剤となることもあります。韓国で人気の日本製品を紹介しましょう。

最も人気が高いのが、日本製の筆記用具。「書き心地がなめらか」「インクがペン先で固まらない」「発色が良い」といった理由で、高い評価を得ています。近年では、消えるタイプのボールペンの人気が高いことも特徴です。韓国内で購入できるものもあるのですが、価格が倍以上するのでまとめ買いして持参し、社員に配ったら喜ばれたというケースもあります。

また、日本文化を好む若者が多く、特にクールジャパンの影響でアニメや漫画のキャラクターが入った文房具が高い人気を博しています。取引先の担当者にお子さんがいる場合には、これらが喜ばれることもあるでしょう。

食べ物では、抹茶味のお菓子が絶大な人気を誇っています。こちらも、韓国で購入できるものもありますが、やはり価格が高いため気軽に購入できるものではありません。また、メジャーなお菓子の季節限定品や地域限定品はとくに好まれているので、大いに活用したいものです。

文化や習慣への理解が信頼獲得の近道に

企業の生き残りには、グローバル化が欠かせない時代になっています。よりスムーズな成功を手にするには、それぞれの国の文化や習慣を知ることが欠かせません。ビジネスチャンスをつかむためにも、市場調査やマーケティング戦略だけでなく、一般的なマナーやタブーへの理解を深め、信頼を得られるようにしたいものです。

アリババジャパンプレス編集部

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