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  • 2017.10.10

越境ECの配送トラブル回避方法と配送会社を選ぶ基準

越境ECの配送トラブル回避方法と配送会社を選ぶ基準

越境ECモールへの出店など、海外販売へのアプローチは過去と比較にならないほど気軽になりました。
その一方で経済産業省が公表した「通商白書2017」によると、中小企業の約25%が「商品配送にかかるリスク(破損、正確性)」を越境ECにおける課題として挙げています。

海外への商品発送で実際に起こりがちなトラブルとその回避方法、配送会社を選ぶ基準について紹介していきます。

海外への発送でよくあるトラブルと回避方法

日本国内の宅配業者であれば、トラブルの際にしっかりとした対応がなされなければ、企業の信用に関わります。送ったものは必ず届くのが常識となっています。

しかし、同じECでも国内と海外では事情が違うことを、しっかりと理解しておく必要があります。

海外への配送で発生することが多いトラブルとしては、商品破損、配送途中での紛失、配送の遅延があります。

商品破損については、あらゆる状況を想定し、できる限りの対処法を施して送り出すしかありません。「FRAGILE」(ワレモノ)や「THIS SIDE UP」(この面が上)といった注意書きを記載するのは当然ですが、それでも日本のような丁寧な扱いは期待できません。海外配送では国内と比べ、どうしても中継回数が多くなります。落下、圧迫に備えて、可能な限り丁寧な梱包や補強を施しておきましょう。

配送遅延や商品紛失については、追跡サービスが付いていれば、状況確認が可能です。国によっては輸入禁止や制限がかかっている場合もあり、送り返される可能性もあります。商品の到着が遅れているときでも、リアルタイムで追跡ができれば、顧客へのアナウンスをすることができます。多少の料金の上乗せがあっても、海外ECでは必ず追跡サービスを活用するようにしましょう。

国内配送にはない取引上の注意

日本国内で完結する取引と違い、海外への販売ではルールの異なる国をまたいで商品が移動します。相手国へ商品を運び入れるためには、どんな小さなものでも必ず手続きが必要となります。戸惑うことのないよう、予め十分な知識をもっておかなければなりません。

・通関・関税について
通関は輸出品・輸入品が国を出入りする際に行う、一連の手続きです。海外に向けて商品を発送する際、決められた形式の書類(インボイス)を作成します。海外に商品を発送するに当たり、インボイスをもとに日本の税関と輸出先国の税関で2回検査が行われます。現地の税関では、書類内容を確認し、輸入にかかる関税と現地消費税の税額を決定します。

これらの税金は基本的に輸入者が支払うこととなっています。米国のeBayでは、サイト内に購入者が負担する税額が明記されていますが、日本のサイトではあまり見かけません。購入後のクレームを避けるために、購入者負担となる金額詳細として「商品代金・消費税・送料・関税額」などと表示するのをおすすめします。できれば「関税見込み額」まで記載しておくと良いでしょう。

・輸入規制について
国際条約で取引が禁止されているものの他にも、国ごとに輸入禁止と定められているものがあります。基本的には、危険物や麻薬、覚せい剤といった違法薬物、児童ポルノに関するもの、特許権など各種権利を侵害するものなどが挙げられます。その他、高額な商品や宝石類、酒類を禁止する国もあります。食品に関しては原材料までチェックされるため、お菓子類などの加工品についても注意が必要です。

規制に引っ掛かったものは、原則返送されますが、廃棄処分となったり行方知れずになったりする場合も多いため十分に注意しましょう。

配送会社を選ぶときは何を基準にすべき?

海外への配送では、費用だけでなく自社に合ったサービスを提供する配送会社を選ぶことが大切です。運ぶものによっては、専門に扱う業者を選択する必要があります。

選び方のポイントとしては、配送日数などの条件からチェックします。輸出国についての実績が豊富であるか、現地到着後の配送網は万全か、などが判断材料となるでしょう。

商品についてリアルタイムに追跡できるトラッキングサービスや紛失時の補償が付いているなど、信頼性のある配送会社を選ぶようにします。問い合わせへの迅速な対応なども、選択の決め手となります。

越境ECで多く利用される配送会社には、日本郵便のEMS、ヤマト国際宅急便、FedEx、DHL、UPSなどがあります。いずれも実績が高く評価されており、配送料金設定や商品配送の仕組みに工夫が見られます。自社の配送用途に合わせて十分に検討し、選択を行いましょう。


荷物配送についてある程度は予測可能な日本国内と違い、海外への配送には不安がつきまといます。

海外取引に慣れている企業でも、配送トラブルは頭の痛い問題です。様子がわかるまでは、料金よりも安全性を重視すると安心です。信頼性の高い業者を選択し、トラッキングサービスを付帯するなど、事前にトラブル回避のための手を打っておけば、配送にかかわる心配を減らすことができます。

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