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  • 2017.10.06

海外ビジネスの人材不足を解消!中小企業が外国人採用に成功するには

海外ビジネスの人材不足を解消!中小企業が外国人採用に成功するには

EC市場の拡大をうけて、海外販路開拓は中小企業にとって大きなビジネスチャンスとなっています。地方都市の小さな企業が、自社製品で世界市場に打って出るのも夢ではなくなりました。一方で海外市場に向けて対応できる、グローバル人材を確保できないという課題を抱えているのも現実です。

ビジネス拡大に必要な人材確保の手段として、外国人の採用が注目されています。海外進出への力強い戦力とするために、中小企業が外国人採用に成功するためのポイントを見ていきましょう。

中小企業が外国人を採用するメリットは大きい

日本政策金融公庫総合研究所の調査によると、外国人を雇用している企業の割合は全体の13.3%です。雇用の理由では「人手不足」28%が筆頭に挙げられていますが、「外国人ならではの能力が必要だから」が23.3%と続いています。単純に人員の補充としてだけではない、外国人採用の重要性が伺えます。

外国人を雇用する企業の55.3%は海外企業や海外消費者との取引があり、外国人の起用が海外販路拡大に影響を与えているといっても間違いではないでしょう。中小企業が外国人の採用に期待していることや、得られているメリットには次のようなことが考えられます。

・外国語を使える
・外国にネットワークがある
・海外の事情に精通している
・日本との違いを理解している

日本で働く外国人には、母国語の他に英語を習得している人が多く見られます。海外で外国人に対峙すると気おくれしがちな日本人に代わり、交渉役として活躍できるベースがあります。

海外に人脈やネットワークがあり、嗜好や国民性など事情に精通しているのも、海外展開をする企業にとってはありがたい存在です。日本の企業風土についての知識があるため、海外との違いを理解し、緩衝材的な存在としても期待されています。

外国人を採用するには?

中小企業が単独で外国人を採用するのは、効率が良いとはいえません。募集をかけても、条件がそろった人材を確保するのは、日本人の採用以上に手間がかかります。

中小企業が外国人を採用するには、様々な採用機会を積極的につくることが必要です。なるべく多くの候補から、自社に適合する人材を選択できるのが理想的です。外国籍人材の採用に活用できる、いくつかの方法を見ていきましょう。

・留学生就職支援ネットワーク
アジア人財資金構想プロジェクトサポートセンターが運営する、留学生の就労支援を目的とした組織です。留学生採用企業の説明会や採用情報の提供を行い、企業と留学生の仲立ちをしています。

・ハローワーク・外国人雇用サービスセンター
外国人採用のための会社説明会やセミナーを開催し、外国人の就労支援を行っています。

・外国人の人材紹介会社
外国人専門の人材紹介会社では、自社で必要なスキルを備えた人材を紹介してもらえます。日本語のレベルチェックや、就労に必要なビザの確認など、働くにあたって課題となる点がクリアされているため就業後のトラブルの発生が少ないというメリットがあります。

・外国籍人材採用イベント
外国人の就職、転職サポートのための、外国人版就活イベントです。出展企業はブース出展、セミナー出展が選択できます。ブース出展では個別でじっくりと話ができ、セミナー出展では一度に多くの人材に対してのアピールが可能です。海外大学生の参加例もあり、グローバル人材確保が効率良く実現できます。

外国人を採用するときに注意すべきこと

外国人を採用しても、商習慣や生活文化の違いから孤立してしまい、思うような活躍につながらないケースも見られます。厚労省では外国人の採用を成功させるポイントとして、次の3点を挙げています。

・外国人にとって魅力的な就労環境の整備(評価)
日本での年次による年功序列型システムは、外国人には理解しがたい部分が多いようです。シンプルで理解のしやすい能力評価制度や、透明性のある公正な給与体系などが求められます。日本語能力検定の結果を受け、責任者に登用したことで後輩外国人社員との連携に成功している例もあります。

・相互理解をはかるボーダレスな職場環境(環境・教育)
母国語による相談ができる場を提供し、ストレスのない業務環境となる工夫をしていきます。先輩社員によるメンター制度を設定し、成功した事例が見られます。

ことばの不案内な外国人に対しては、安全衛生に関する教育が不可欠です。労働災害防止のための特別セミナーの実施や、外国語の標識など、日本人社員と同等の安全認識をもたせる必要があります。

また、母国の風習に配慮した柔軟性のある休暇制度を採用することは、外国人社員の精神の安定につながります。お互いの風習に理解を示すことで、よりより関係が生まれます。

・日本での生活をサポートする配慮(生活支援)
来日して間もない外国人社員に対しては、行政の手続き、銀行・郵便局などの口座開設、生活必需品の調達など細々とした用事に関してのサポートが大切です。

孤立感を抱いたり、不安を感じることのないよう、生活が落ち着くまでは何でも相談できる存在を配置します。日本の生活習慣の指導や、本人の宗教行為への理解など、周囲と自然になじませるよう配慮します。日常生活の落ち着きが、業務上の良好なパフォーマンスへとつながります。

日本で働く外国人は現時点で100万人以上といわれていますが、今後ますます増加傾向が続くと予測されます。中小企業がグローバル化に対応するためには、海外に通じる人材確保が重要です。自社だけではなかなか良い人材に出会えない場合には、いくつかの就職サポートの場を活用し、外国籍人材の採用に踏み出していきましょう。

アリババジャパンプレス編集部

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