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CASE日本の中古商材を「もったいない」の心で世界中に届けるトライすることがすべて株式会社エコ・アースドットコム

事業のきっかけはカンボジアで見たカップ酒の空き瓶

愛知県豊明市にある中古品リサイクル販売会社、株式会社エコ・アースドットコム(以下エコ・アース社)の創業ストーリーは実に興味深いものだ。大手のリサイクルショップをフランチャイズ経営していた高橋雅彦氏は、回収した中古品の中で品質の劣るモノが売れずに、倉庫を圧迫していることに頭を悩ませていた。

事業のきっかけとなったのはカップ酒の空き瓶

事業のきっかけとなったのはカップ酒の空き瓶

そんな時訪れたカンボジアのリユースショップで、日本のカップ酒の空き瓶が売られていることに気が付いた。

日本ではゴミでしかない空き瓶に値段がつけられて売られている。不思議に思い、「なんでこれを売ってるの?」とオーナーに聞いてみると、「この空き瓶と中国製の新品グラスをぶつけたらどうなると思う?中国製のグラスのほうが割れるんだ。こっちの空き瓶の方が丈夫だし、熱いものも冷たいものも注げる。こんな良いものはない。」との答えが返ってきた。

高橋氏は、日本ではゴミだと思っているものが海外にはまだ需要があるのだと一念発起し、リサイクル品を海外に販売する会社を新たに立ち上げたのだ。 

その事業に「やってみたい!」と手を挙げたのが、前職時代から高橋氏と親交があり、現在は取締役兼ネット事業部長として現場のタクトを振るう岩花氏である。

「最初は貿易の“ ぼの字も分からなかったのですが、日本ではゴミ削減という社会貢献にもなるし、日本人がゴミだと思っているものでも日本の技術が活かされているものがたくさんある。それを欲しいという世界の人に届けることに魅力を感じました。」

20147月に設立した同社は、立ち上げから3年で年商1億円に成長。今回は事業推進を主導した同氏に、事業拡大の秘訣と日本ブランドが持つ優位性について伺った。

Alibaba.com出展当月にスピード受注

 2014年創業当時は、同業他社と一緒にフィリピンなどのオークションに出品して海外に販売していたが、オークションなので1つのコンテナがどれだけの売上になるのか出荷時点ではわからない。またオークションに出品してから実際に入金されるまで時間が空くため、キャッシュフローがかなり遅れるという課題があった。

そこで他の海外販路開拓方法を模索する中でアリババのセミナーに参加し、現地のリユースショップとネット上で直接出会える可能性に魅力を感じ出展を決める。驚くべきは初受注の早さ。海外に需要があるのはすでにわかっていたが、出展してからわずか12週間で、40フィートコンテナの注文が入ったのだという。

「出展してから間もない内に決まって本当にビックリしました。」岩花氏は当時の心境を興奮気味にそう話す。このバイヤーは累計40本以上のコンテナを注文するリピートバイヤーになっているのだそうだ。

人を雇用して「英語ができない」を解決する

 もともと倉庫の商品管理担当の社員が問い合わせ対応と出荷を両方やっていたが、Alibaba.comを始めてから出荷本数が増えたため、まずは出荷に専念してもらい、問い合わせ対応を岩花氏が引き受けた。

自身の英語力を「受験英語レベル」と評する岩花氏、最初は返信テンプレートを複数用意するなどして対処していたが、だんだんと英語力がネックになり始めた。そこで思い切ってTOEIC600点以上でパートの求人募集をかけた。

人を雇用して「英語ができない」を解決する

「求人広告の会社からはそんな条件では絶対に応募が来ないですと言われましたが、その点数以下であれば来てもらってもあまり意味がない。妥協せずに募集を出したら10人くらい応募があったんです。」

さらになんとその内の一人は通関士の資格も持っていたのだという。現在はその時採用した2名のパート社員でAlibaba.comSNS、自社サイト経由の問い合わせに対応している。

USED IN JAPANの優位性

USED IN JAPANの優位性

バイヤーから評価されているのはズバリUSED IN JAPANであることだという。

「鍋一つ取っても、日本の規格で作られ日本で使用されたものは取っ手がグラグラせず頑丈なので、たとえ底が多少焦げていても喜んで受け取ってもらえます。これが中国やインドネシアの規格のものだとすぐに取っ手がグラグラして使い物にならなくなることを現地の人々は知っているようです。」

実際にタイのバイヤーが来日して同社の倉庫見学に来た際も、商品の質をとにかくチェックしていたのだとか。

「バイヤーが求める商品のクオリティが益々上がっているのを感じます。日本企業でUSED IN JAPANの商品を扱っていても、クオリティを維持できない会社は淘汰されていくでしょうね。実際に弊社でもオーダーを多く受けるのは状態の良い中古商品です。」 

日本企業が海外から評価を受けている部分を自身の経験から的確に分析し、強みを磨いていっている。

もったいないボランティアプロジェクト®でミャンマーを支援

 岩花氏のもう一つの顔がNGO団体の代表としての顔だ。家庭や企業のいらなくなったものを集めて海外へ販売し、収益をミャンマーの孤児院に寄付するという「もったいないボランティアプロジェクト®」の代表を岩花氏が務めている。なぜミャンマーなのかには理由がある。同社には以前よりミャンマー国籍のスタッフが在籍し、貧しい地域の子供たちの現状をよく聞いていた。 「ここまで事業拡大に大きく貢献してくれたスタッフに恩返しをする為にも、何とか彼らの母国に貢献できることはないか。」そう考えて始めたのがこのプロジェクトだった。地道な協力支援活動の甲斐もあり、使わなくなった婚礼家具や、祖父母が残した家具などを寄付してくれる人が増えてきたのだという。「大変ありがたいことに、こういった活動があるなら是非協力したいと言ってくださる方がたくさんいます。日本ではゴミとして捨てられていく物を少しでも減らし、そこに新しい命を吹き込む。それを会社として、さらに子どもたちの教育支援に繋げられたらということを考えて取り組んでいます。」

もったいないボランティアプロジェクト®でミャンマーを支援

 経験や英語ができない中で挑んだ海外進出と、外国人従業員の母国への非営利活動。岩花氏の物怖じせずに未知の世界に飛び込んでいくチャレンジ精神と従業員や子供たちを想う温かい心が感じられる。

 これから海外進出や新規事業に取り組もうという人へのメッセージを聞いたところ、やはりチャレンジ精神溢れる答えが返ってきた。「トライすることが全てだと思います。失敗したとしても人より先に失敗すれば早く立て直せる。やってみないと問題点は見えてこないので、やってみることに全てがあると思っています。」

Company Information

会社名:株式会社エコ・アースドットコム

業態:卸売業
取扱商材:中古商材
年商:8億円 ※グループ連結
海外売上:1.5億円
従業員数:98名 ※グループ連結

Alibaba.comを使った海外成功事例

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