MENU
  1. TOP
  2. お客様事例
  3. 株式会社プラスワイズ

CASE長年の仕入れ力を活かした商品点数で、世界中のニーズを発掘する売上拡大のため、常に先手を打つ株式会社プラスワイズ

自社ブランドの製造も目指す農業用品ネット販売のパイオニア

毎日の食事は、安全で美味しいものであってほしい。その思いは世界共通だ。人々の命を支えるために欠かせない産業が農業であり、作物が育ち、食べられる状態になるまでには数えきれないステップがある。そのステップを支える高品質な農業用品を届け、世界中の農業の発展に尽力している会社が、今回ご紹介する株式会社プラスワイズだ。 

株式会社プラスワイズは、農業用品のネット販売会社。1967年に社長の祖父が創業した農業用品、土木、建築資材の卸売会社「株式会社中川商店」から独立する形で、広く国内外に商品を販売している。同社の社長は、株式会社中川商店の三代目社長でもある中川勇太氏。新卒で入社した化粧品会社で働く中、インターネット通販に可能性を感じた中川氏は、農業用品や農機具のネット販売がほとんどなかった状況に着目し、2012年の5月にプラスワイズを設立した。
農業用品のネット購入を、多くのお客様に体験していただくことが先決と考えた同社は、圧倒的な商品数を目指して商品の登録を進め、ECサイトの整備に努める。業界のパイオニア的存在となったことで、新潟県内が中心だった商圏は一気に全国へと拡大した。

今回、お話を伺ったのは海外事業を担当する山岸規基(やまぎしもとき)氏。カナダで働いた経験があり、プラスワイズの海外事業がスタートした当初から、海外との商談を担ってきた。

豊富な掲載商品数が、世界中から問い合わせを集める

豊富な掲載商品数が、世界中から問い合わせを集める

プラスワイズが、海外展開をスタートする手段としてアリババを選んだのは、社長と山岸氏がアリババのセミナーに参加したことがきっかけだった。国内での売り上げが順調に伸びていく中、プラスワイズの創業者、そして中川商店の三代目として、さらにチャレンジしたいと感じていた社長の思惑と合致したそうだ。

導入後は、国内向けのECサイトの構築経験を活かし、商品の掲載点数を増やすところから始めた。その豊富な情報量は、世界中にひそむ多様なニーズを明らかにし、多くの問い合わせにつながることになる。

「食の安全性に関心の高いアメリカでは、自分が安心できるものを食べたいという思いから、個人で小規模に農業を営む人が増えています。日本のメーカーが手がけるコンパクトな農機具はそういった個人のお客様にも扱いやすいようで、問い合わせが多くなってきていますね。
発展著しいインドからは『農産物をより美味しく食べたい』という市場の求めに応じ、高性能な大型精米機に関心が寄せられていたりと、売れ筋も地域によって大きく異なることがわかりました。日本製の農機具は壊れにくいという認識は各国に共通のようで、諸外国製の農機具の場合は販売だけしたいというバイヤーも、日本製なら修理対応も含めた形で販売したいと、オファーの内容が変わるケースもありました」(山岸氏)

商談相手の期待を上回る配慮で、取引につなげる

海外事業では、相手の立場に立ったより細かな配慮を心がけている。2か月前に入社し、海外事業をサポートする東氏が実例について話してくれた。
「農機具のカタログをお客様に送る際に、山岸が細かい部分まで英訳したり、イラストを描いたりして、一目で機械の構造がわかるようにしていました。そういった気配りが、お客様に届いているのではないかと思います」(東氏)

「イラスト、描きますね(笑)。ある会社の社長から『冷たくなりがちな英文メールも、できるだけ丁寧に書いていたら、ある時から急に口コミで取引が広がったと伺って以来、丁寧な文面で迅速な回答を心がけています。
具体的には、まず連絡を受け取ったことを取り急ぎ連絡し、案件の進捗状況を報告します。あと、機械類は、カタログよりも機能が伝えやすいので、動画コンテンツの導入も積極的に行っています」(山岸氏)

会社には、農機具の見学や取引先の視察を目的に、世界各国からバイヤーが来訪する。自社の敷地内で精米機のデモンストレーションを行ったり、燕三条という土地柄、包丁を紹介したり、時には埼玉へネギの洗浄機が稼働する様子を見せに行ったこともあった。

商談相手の期待を上回る配慮で、取引につなげる

「その後は日本観光のお付き合い。彼らが求める化粧品や薬を入手できる店を調べて手配したところ、すごく喜ばれて大口の契約につながりました。アテンドは、ぐっと距離を縮められる。あまりに頻繁だと仕事が進まないのでまずいですが、適度ならお付き合いさせて頂きたいです」(山岸氏)


さらに、同社が扱う精米機などの販売は、必要な時季が決まっているためにスピードを求められるケースも多い。同社が所在する新潟県三条市は、メーカーや問屋が200社ほど集積する全国有数のものづくりの街。地場の会社と取引することで、多品種小ロットの納品やスピード勝負の難しい案件を実現できることも、顧客からの評価につながっているようだ。

長年の実績がものを言う、商品のセレクト力と仕入れ力

長年の実績がものを言う、商品のセレクト力と仕入れ力

同社の強みは商品のセレクト力と仕入れ力にある。農業エキスポ等の展示会にも積極的に参加し、常に情報収集を怠らない。さらに同社のもとには、永年付き合いのあるメーカーや問屋の営業担当も数多く来訪する。
「私たちは、インターネットを利用して海外向けに販路を持っています。プラスワイズに持って行けば、自分たちの商品も世界に向けて売れるのではないか。何か面白い展開を生み出してくれるのではないかと感じてくださっている営業さんがいて、自然と良い商品が集まってくる好循環が生まれています」(山岸氏)

選び抜いた商品を販売するには、商品を仕入れる必要がある。プラスワイズは、中川商店時代から築かれたメーカーや問屋数百社との強い関係性を保ち、その信頼関係を活かすことで安定的に商品を供給できるという強みがあるのだ。

プラスワイズだから売れるものを。自社ブランドの開発も目指す

当初、社長ひとりでスタートした会社も、現在は平均年齢30代前半という若い社員20名ほどが業務にあたる。ただ、卸売業には競合も多く、今後の展開も気になるところだ。
「これまでは、従来のつながりを活かした仕入れとネット通販で売り上げを伸ばしてきましたが、この先成長するためには、他社が取り扱いづらい商材の提案が必要だと思います。Amazonで本を買うような手軽さで、業務用の精米機は買えませんよね。たとえばそういった、お客様の要望に合わせて仕様変更が可能な専門的な農機具などは、特に力を入れて販売したいですね」
今後はさらに海外市場をさらに広げていきたいという思いもある。

プラスワイズだから売れるものを。自社ブランドの開発も目指す

「この先取り組みたいのは、当社オリジナルブランドの製造と販売です。日本の農機具は、電圧さえ変えれば海外で使えるものがたくさんありますが、そのカスタマイズを請け負ってくださるメーカーは数少ないのが現状。国内で、私たちとタッグを組んで世界進出を目指してくれるメーカーさんを探しているところです」(山岸氏)

人々の命を支える農業を、さらに下支えするプラスワイズ。『ネットから「わくわく」をお届け!』というキャッチコピー通り、インターネットを通して同社の活躍フィールドがさらに世界へと広がったとき、人々の幸せな笑顔が増えていくことは間違いない。(文:岡島 梓)

Company Information

会社名:株式会社プラスワイズ

業態:卸小売業
取扱商材:農業用品
年商:7億円
海外売上:1.5億円
従業員数:20名

Alibaba.comを使った海外成功事例

まとめてダウンロードできます

ダウンロードはこちら

資料のご請求や
お問い合わせはこちら